レッドウィング純正の馬毛ブラシが日ごろのブラッシングに丁度いいことに気づいた

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メンテナンス
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最近、日頃のブラッシングにレッドウィング純正の馬毛ブラシを使っています。
10数年前に購入して、つい最近までまったく使ってなかったんですが、復活です。
こんな人に見てもらいたい
・日頃のメンテナンスに悩んでいる
・ブラシを購入する予定
・ブラシの用途を知りたい
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ブラシの種類

まずブラシには大きくわけて3つの種類があり、それぞれに役割があります。
豚毛(硬い)
靴磨きで、靴クリームを浸透させる。また余分なクリームを取り除く。
馬毛(中間。柔らかめ)
日頃のブラッシング。ホコリや汚れを落とす。
山羊毛(やわらかい)
靴磨きの最後の仕上げ用。
といったように、ブラシによって、用途が違います。
レッドウィングの純正ブラシは、馬毛ブラシです。
次に馬毛ブラシの用途をお伝えします。

馬毛ブラシの用途

馬毛は、豚毛と山羊毛の中間のブラシです。豚毛より柔らかく、山羊毛より弾力があります。
日頃のブラッシング(ホコリ落とし)に使うことが、一般的な用途になります。
以前の私の個人的な見解は、馬毛ブラシ、必要ない!でした。
日頃のブラッシング(ホコリを落とすだけ)なら、わざわざ馬毛ブラシを用意しなくても、豚毛ブラシで事足りるからです。
実際、日頃のブラッシングは、靴磨き時に使用する豚毛(正確には馬のしっぽの毛。豚毛に近い硬さがあるもの。わかりにくいので、豚毛と書きます。)を使っていました。

左側。白馬毛と書いてある。馬のしっぽの毛になるので、豚毛とほぼ同等の硬さがある。私は豚毛ブラシの代わりに使用している

手前が豚毛(白馬毛だが、わかりにくいので以後豚毛と呼ぶ。奥が山羊毛)

靴クリームをぬった後に使う豚毛ブラシには、クリームが付着しています。
クリームのついた豚毛ブラシを使用することにより、ホコリを落とすと同時に表面のメンテナンスまで行えるため一石二鳥です。
ということで、私には馬毛ブラシを使う必要性も、意味も、まったく理解できないものでした。
さらには、レッドウィング純正馬毛ブラシを購入した経緯が、あまりにも適当で、それ故に、最近まで少し毛嫌いしていました。

私がレッドウィング純正ブラシを買った理由

私がredwing純正の馬毛ブラシを使用し始めたのは最近ですが、購入したのは、実は、10数年前になります。

当時、靴磨きに対して右も左も分からない私が、勉強のために購入したワークブーツの雑誌に 、

「レッドウィング純正の馬毛ブラシがすごくいい」

という記事がありました。

なんの検証もせず、飛びつくようにして購入しました。

「靴磨き用と、日頃のホコリを払うように、 2本は用意しておくといい」

と書いてありました。

その通りに、レッドウィング純正の馬毛ブラシを2本購入しました。

さらに、

「靴の色によってブラシを分けた方がいい」

と雑誌に書いてありました。

3本目、いきました。

当時の私は知りませんでした。レッドウィングの純正以外にも、たくさんの靴磨き用ブラシが売られていることに。

当時の私は知りませんでした。豚毛・馬毛・山羊毛と種類があり、それらを用途別に使用するということに。

私がredwing純正馬毛ブラシを、3本購入した理由

・雑誌に掲載されていたから。

使わなくなった理由

ブラッシングのやり方もわからなかった私は、雑誌に書いてあることを見よう見まねでブラッシングを行いました。
日ごろのブラッシング(ホコリ落とし)です。
しかし、ブーツは、なんの変化も表れません。
(ブラッシングする前のイメージは、油性クリームで靴磨きした後くらいピカピカ。)
10数年前は、仕事にワークブーツを使用しておらず、プライベートでちょくちょく履くくらいでした。
当然、ホコリはたまらず、ブラッシングする前と、した後で、何か変わるはずもないのですが、
「あれ? イメージとなんか違うな」
と、私は思っていました。
しかしなぜ違うかわからない。
当時は、今のようにユーチューブやネットですぐに情報が手に入る時代ではなかったのです。
また、別の機会では、靴クリームを塗った後にブラッシングをしました。
雑誌には、
「ブラッシングすることにより、ツヤが生まれます」
と書いてありました。
しかし、私が靴磨き時にブラッシングをしても、しなくても、仕上がりに変わりがありません。
(当時はブラッシングするだけで、サフィールノワールクレム1925で磨いた時のように、ピカピカに輝くものだと思い込んでいました)
靴磨きには、ミンクオイルを使用していたので、ツヤが生まれることはなく、しっとりとした仕上がりになります。
それを私は、レッドウィング純正ブラシと、私のブラッシングの技術のせいだと思うようになりました。
その後、勉強と試行錯誤を重ねていく中で、ブラシには種類があり、靴クリームも様々なものが存在することを知りました。
知識と経験が増えていくと、徐々に、レッドウィング純正ブラシを使用することはなくなっていきました。
レッドウィング純正馬毛ブラシを使わなくなった理由
・ブラッシングしても何も変わらなかったから(私の知識不足)
・靴がピカピカに輝かなかったから(私の知識不足)

再び使い始めた理由

最近、土間収納を掃除していると、 約10数年前から眠っていたレッドウィング純正の馬毛ブラシを見つけました。

懐かしい思いに駆られ、せっかくなのでちょっと使ってみたところ、

「あれ? いいな。こんなによかったかな?」と、なって、

次の日も仕事から帰ってくると、レッドウィング純正ブラシでブラッシングします。

「うん、やっぱり、なんか、いいな」

と、妙に気に入りました

それから、今では毎日使っています。

むかって左 レッドウィング純正馬毛でブラッシング 右 何もしていない 仕事でかぶったホコリが、馬毛ブラシできれいにとれた

 

レッドウィング純正ブラシの何がいいのか

レッドウィング純正ブラシの何がいいのか?

日ごろのブラッシング(ホコリ落とし)という用途において、最高に良いです。

  • サイズが大きい。
  • 毛が長い。
  • 一回のストロークで、 ホコリを落とす量が多い。
  • コバ周りも綺麗にホコリを取り除くことができる。

レッドウィング純正の馬毛ブラシ。毛色が違うが、品質は同じ

あきらかに、靴磨き用で使用してる豚毛ブラシと比べて、ホコリを落としやすいということに気づきました。

※「革の表面が少し乾いてきたな」「でもブラッシングするほどじゃないな」というときは、今でもクリームを浸透させる用の豚毛ブラシで磨いてやります。ブラシに付着しているクリームの効果で、全体に潤いが少し戻ります。

また、そもそも、ブラシには、使用用途によって使いやすい大きさというものがあります。

ブラシの種類別 おすすめの大きさ

ここからは、ブラシの用途別 使いやすい大きさについて解説していきます。

ブラシ 用途 使いやすい大きさ
馬毛 日頃のホコリ落とし 大きいもの。
豚毛 クリームを浸透させる 手にフィットしやすいもの・小さいもの
山羊毛 仕上げ磨き用 手にフィットしやすいもの。

左がレッドウィング純正ブラシ 他は豚毛ブラシ 馬毛ブラシは大きいほうが使い勝手がいい。

馬毛ブラシの使いやすい大きさについては、ブラッシングしやすいということが前提ですが、大きければ大きいほうが、少ないストロークの回数でホコリを落とすことができます。

豚毛については、力強くブラッシングするため、手にフィットしやすいことが大事になります。

山羊毛については、全体的に素早くブラッシングするので、山羊毛についても手にフィットしやすいものがおすすめです。

 

クリームを塗った後に使う豚毛ブラシと、 仕上げ用のヤギ毛ブラシについては、 大きすぎると使い勝手が悪いです。

大きすぎるものは丁寧に磨くことが出来ないので、ある程度の大きさ、もしくは少し小さいぐらいのものが全体を磨くのに適しています。

それに対し、日ごろの靴磨きで使う馬毛ブラシについては、 大きくて毛足の長いものの方が圧倒的に汚れを取り除きやすく、 重宝します。

レッドウィングの純正馬毛ブラシが、日頃のブラッシング用に最適

レッドウィング純正以外にも、馬毛ブラシはいろいろあるかと思います。

もともと、私は馬毛ブラシいらない派だったので、他の馬毛ブラシを、あまり試したことがありません。

しかし、今のところ、他を試そうと思いません。

レッドウィング純正の馬毛ブラシに、私は十分に満足してしまいました。

ホコリや汚れを取り除く、という目的に対して「レッドウィング純正馬毛ブラシで十分」というふうに考えています。

またレッドウィングブーツを愛する私としては 純正の馬毛ブラシを使うというのはテンションが上がります

仕事から帰ってきて、玄関でブラッシングして、「今日も1日お疲れ様。明日も頑張ろう」という気持ちにさせてくれます。

もし、使ったことがないのであれば、一度使ってみてはみてはいかかがでしょうか?

きっと満足すると思います。

コメント

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