レッドウィング ブラッククロンダイク 茶芯の手入れ クリーム別の靴磨き 仕上がり比較

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9870
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今回のテーマは靴磨き。

中でも茶芯の靴磨き。

使用するクリームによって、仕上がり具合が違います。

今回は、右と左で、違うクリームを使用。

 

仕上がりがどう違うのか検証していきます。

先に結果を伝えると、

乳化性クリーム  茶芯が残りやすい。

ミンクオイル   茶芯が消える(黒くなる)

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茶芯ブーツ紹介

 

レッドウィング9870

約9年間使用。

仕事でハードに履きこんでます。

9870は、ブラッククロンダインクという茶芯の経年変化が楽しめるレッドウィングの革を使用しています。

ブラッククロンダインク 茶芯のでかたについて

ブラッククロンダインクは、茶色い革に黒い塗料を塗っています。

その黒い塗料がはがれて、茶芯が顔をだしてきます。

茶芯のでかたは2種類

  • キズがつき、銀面ごとはがれて茶芯が顔をだす。
  • パンツとの摩擦などで、塗料のみはがれて茶芯が表れる

ぶつけた時のキズで、銀面ごと塗料がはがれるパターン

トウ部分によく見られるパターンです。

私の所有する9870のトウ部分は、ぶつけすぎて銀面は完全にはがれています。

銀面がはがれたので、革本来のツヤは残りません。

※ロウ成分含有の靴クリームでメンテナンスしてやると、ツヤは出ます。

銀面がはがれた茶芯も、靴クリームによってツヤが出た

塗料のみがはがれるパターン

私の場合、パンツのスソ部分との摩擦で、塗料のみがはがれています。

この場合、銀面ははがれていないので、革本来のツヤは残ります。

それでは靴磨きをしていきます。

靴磨きの方法

靴磨きの方法は、一般的な靴磨きの流れで行います。

靴磨きの流れ

  1. 馬毛ブラシでブラッシング
  2. ゾウキンでふく
  3. ステインリムーバー
  4. オイルアップ(クリームをぬる)
  5. ブラッシング(豚毛)
  6. ウェスで拭く
  7. 山羊毛でブラッシング(今回は行いません)

使用する靴クリーム

左足 シュプリームデラックス(乳化性クリーム)

右足 グリオスガレージレザーリジュビネーター(仕上がりはミンクオイルに近い)

※コロニルシュプリームデラックスの参考記事はこちら

※グリオスガレージ レザーリジュビネーターの参考記事はこちら

どちらも、最高のメンテナンス道具なので、ぜひチェックしてみてください。

磨き終わりの仕上がり比較

靴磨き前の状態

つま先は、ぶつけることが多いので、銀面ごとはがれて茶芯がでている。

パンツとの摩擦で、茶芯があらわれている。

つま先の茶芯に比べると、赤っぽい。

靴磨き後

右足(向かって左) グリオスガレージ レザーリジュビネーター

左足(向かって右)コロニルシュプリームデラックス

右足(向かって左) グリオスガレージ 茶芯は黒くなり、ツヤはなくなる。

左足(向かって右) コロニル 茶芯は残り、ツヤがでる。

靴磨きから1か月経過

履き続けると、グリオスガレージで磨いたものも、ツヤが出てくる。

ぶつけたり、履き続けることによって茶芯もまたでてきます。

茶芯が残るものと、茶芯が残らないもの まとめ

茶芯の手入れの基本として、茶芯が残るものと残らないものがあるので、まとめます。

※茶芯が残らないといっても、履いていると、すぐに表れるので、あまり気にしなくてもOK。

茶芯
残るもの 残らないもの
植物性オイル 動物性オイル
乳化性クリーム

油性クリーム

ミンクオイル
コロニル 1909

タピール レーダーフレーゲ

サフィール クレム1925

グリオスガレージ レザーリジュビネーター

マスタングペースト