レッドウィング ソールカスタムをしよう①~失敗談とお店選び~

スポンサーリンク
ソールカスタム
スポンサーリンク
レッドウィングブーツを履き続けていると、ソールがすり減ってしまいます。
レッドウィングはグッドイヤーウェルテッド製法なので、ソール交換が可能。
純正のソールに交換してもいいですが、せっかくなのでソールカスタムしてみてはいかがでしょうか?
ソールカスタムをすれば雰囲気が変わり、自分だけのオリジナルブーツに生まれ変わります。
今回は、私のソールカスタムの失敗談とおすすめのお店の紹介です。
こんな人に見てもらいたい。
・ソール交換をしようか悩んでいる。
・ソールカスタムをしたいが、何を選べばいいのかわからない
・履かなくなったブーツがあるが、勿体ないので雰囲気を変えたい
・以前ソールカスタムをして失敗した
※ウェルトのカスタムについては、長くなるので、また別の機会に。
スポンサーリンク

ソールカスタム(交換)のタイミング

レッドウィングを購入しているほとんどの人が知っていると思いますが、レッドウィングブーツは、グッドイヤーウェルテッド製法になります。

グッドイヤーウェルテッド製法は、ソールを交換できる製法です。

グッドイヤーウェルテッド製法をすごく簡単に言うと、アッパーにウェルトをくっつけており

ウェルトにソールをくっつけているため、ソールを交換しても、アッパー本体は痛みません。

アッパー ソール ウェルトの説明

①アッパーはブーツ本体のこと ②ウェルトはアッパーとソールの間にある。アッパーとソールの接続部 ③アウトソール(この画像は、ミッドソールなし)

 

だから何度もソール交換ができますし、ウェルトが痛めば、ウェルト交換も可能です。

では本題です。
ソールがすりへって、ウェルトにかかる前にソールを交換しましょう。
ソールがすり減りすぎると、アッパーの型崩れがおきますので、適度なタイミングで換えてあげることが望ましいです。
ソール交換時期のブーツ

仕事で踏ん張ったりすることがあるため、内側のソールがすり減りやすい。 ウェルトにかかる一歩手前。これぐらいがソール交換適期。

 

ヒール交換前のブーツ

左側、ウェルトにかかる手前。ソール交換適期。右はもう少し履けそう。ただしソール交換する場合は両足を同時に交換する。

また、はかなくなったブーツや、雰囲気を変えたいといった場合もソールカスタムはおすすめです。
ソールをカスタムすればまったく違う雰囲気のブーツに仕上がるので、靴箱の奥に眠っているブーツがある場合は、ぜひご検討ください。
ウェルト部分まですり減ってしまうと、ウェルトごと交換することになりますので、値段は高くなります。
適期で修理に出しましょう。

私が経験したソールカスタムの失敗例

私が経験したソールカスタムの失敗例をお伝えします。

ウェルトを削られ過ぎた。

初めてソール交換したときのことです。
このときは、ソールカスタムのイメージもわいていなかったので、純正ソールとほぼ同じのビブラム4014(白)にソール交換をお願いしました。
当時は初めてのソール交換だったのでわかりませんでしたが、別店舗でソールカスタムしたものと比べてみると、
めちゃくちゃウェルトけずられとるやないかっ! とビックりしました。
ウェルト削られたブーツ

右が、ウェルトを削られすぎたブーツ。どちらも1度ソールカスタムをしただけだが、一目瞭然。

私はプロでないのでわかりませんが、これ、次回のソールカスタムの際には、ウェルト交換しなきゃいけないかも。

ステッチの間隔が均一じゃない

これは、2回目のソールカスタムです。
レッドウィング純正の白のクレープソールから、2ピースソールにカスタムしました。
仕上がりも見ると、ウェルトとソールを縫い付けるステッチの間隔と、ステッチの太さが均一じゃない。
遠目から見れば目立たないです。
でも、なんか、気になる。
ステッチが均一じゃないブーツ

白いステッチが均一じゃない

ステッチが」均一なブーツ

ステッチが均一。左はredwing純正。右はウェルトもカスタム

失敗例まとめ 依頼主側と店側の完成イメージのずれ

失敗例のまとめとして、今後ソールカスタムを検討している人に、1番気をつけてもらいたいのは、ソールカスタムの完成イメージをきちんと店側に伝えることです。
ソールカスタムを失敗しないためにも、自身のイメージを店側に伝えるということは、とても大事なことになります。
依頼主とお店のスタッフとでは、情報量や知識量の差が大きい。
感覚的な話になりますが、私のソールカスタムのイメージが店側にうまく伝わらずに、話がかみ合わなくなることがありました。
なんか違うな?と感じた時は質問をするのですが、私の質問の意図を理解してもらえないことも、何度かありました。
うまく伝わらない原因は、2つあると考えています。
・知識量の違いから、私がうまく店側に要望を伝えきれていないこと。
・ソールカスタムを依頼してくる客が、他の靴修理依頼より、圧倒的に少ないこと。
おそらく、一般的な靴修理のお店では、私のように細かい所まで気にするお客様は少ないのでしょう。(ヒールの高さや、ミッドソールの厚み、ソールのカラー、耐久力など、わからないことをとにかく質問していました。)
通常の靴修理の場合、ヒール交換やハーフラバーを貼るなどの修理内容が一般的で、オールソール交換の修理依頼は、めったにない珍しい修理なのかな、と思います。
だから私は、お店選びがとても大事なことだと感じるようになりました。

ソールカスタムをするお店を選びましょう

ここからやっとソールカスタムについての話です。
ソールカスタムとは、文字通りソールをカスタムすること(純正とは違うソールに変更すること)です。
大事なブーツのソールを変更するのだから、自分の想像していたカスタムにならなかった場合は、取り返しがつかないことになります。(めちゃくちゃくやしいです)
ソールカスタムをするうえで、一番大事なこと!
実は、お店選びが一番大事です
当然、技術のしっかりとしたお店を選ぶことが重要です。
今ではユーチューブでもソールカスタムの工程をアップしていたりもするので、
ある程度調べれば信用できるお店かどうかわかると思います。

おすすめのお店紹介

何度か失敗(後悔)の後、1つのお店にたどり着きました。
私が実際にソール交換をして、よかったお店を紹介します。
私は今まで4回ソールカスタムをしました。
そのうち2回をbrassさんに依頼しました。
今後もソールカスタムする時はお願いをします。
他にも気になる店があるのですが、私の体験上よかったお店ということで、brassさんを紹介します。

brass shoe co の魅力

経験豊富

餅は餅屋です。
靴の修理といっても、ソールカスタムやオールソール交換をする人は、通常の靴修理よりも圧倒的に少ない
そんな中、brassさんには、沢山のソールカスタムやオールソール交換依頼が全国から届いています。
ソールカスタムの経験値は日本有数だと思います。
靴修理は職人技です。
やはり経験がものを言う。今まで4回しかカスタムしたことありませんが、そう感じました。
だから、経験豊富なbrassさんをオススメします。

様々なことに対応可能

これは私の経験というよりは、brassさんの靴修理blogを見ていて思ったことです。
アップされている修理画像や内容を見ていると、修理できないことなんかないんじゃないかと思わされます。
また、オリジナルブランドのクリンチブーツを製作されており、安心して大事なブーツを預けられます

お店から提案がある

私が2度ソールカスタムに出したときに、2回ともbrassさんからカスタムと修理に対しての提案がありました。
その提案に納得して、その通りのカスタムにしました。
またこちらからの相談についても、きちんと回答してもらえたので満足でした。

まとめ

ソールカスタムをする場合、お店選びはとても重要なポイントになります。
お店選びのポイントとしては、
・SNSやユーチューブでアップされているカスタム例を参考にしましょう
・どんなソールカスタムにしたいのか、イメージをうまく伝えてみましょう
・わからないことは質問をしましょう
質問をして、納得のいく答えが返ってこなければ、別のお店を選ぶことをおススメします。
10年前、私がbrassさん以外で依頼していたときのお店側の返答は、どこもそうでしたが、あまり納得できるものではありませんでした。
また、通常の靴修理は、あまりこだわりを持って注文するお客様が少ないように思います。
私が確認したかったヒールバランスや、革の積み上げ、色について、こちらが質問しなければすべてお任せで対応されそうになったことがあります。
お任せの場合、気にならない方は良いですが、まず間違いなく、自分のイメージとは少し違うカスタムになっているということがあります。
brassさんは、ソールカスタムやオリジナルブーツを作っているので、安心してブーツをお任せできます。
店選びをどこにしようか迷っているようなら、brassさんをおススメします。
次は、おすすめのソールカスタムの仕様や、種類についての記事を書きます。
(毎週火曜日更新です)
レッドウィング9870 ソールカスタム 経年変化

コメント

  1. […] 前回の記事で、お店選びの重要性や、自分のイメージを伝えることの重要性について書きました。 […]

タイトルとURLをコピーしました