この画像のような経験、ありませんか?
きちんと靴磨きをして、下駄箱に保管。
しばらくして履こうと思うと、なぜか革が白っぽくなってる。
初めてこれを見た時、
カビだ
と思ったんですよね。
結論から言うと、カビじゃないです。
心配無用。
ブラッシングすればとれます。
今回は、この白いのについて。
原因と対応です。
この白いの、なに?
この白いのは、カビでなく、余分な油脂が表面に現れたもの。
この油脂、ブルームと言います。
ちなみにカビは、下の画像を確認ください。⇩
ブルームは、どんな時に発生?
ブルーム(余分な油脂)は、靴磨き(オイルメンテナンス)した数日後に、発生する場合が多いです。
靴磨きの際に、
クリームを塗って、ブラッシング。
余分なクリームをウェスで拭きとる。
しかし、
数日すると、革に吸収しきれない油脂が、表面に白っぽく現れます。
油脂が表面に現れた時の対応
表面に油脂が表れた時の対応は簡単。
ブラッシングするだけ。
馬毛でも、豚毛でも、山羊毛でも、なんでもかまいません。
ウェスで、クルクルと拭いてやるだけでもOK。
ブラッシングの摩擦熱で、白い油脂はなくなります。
ブラッシングで消えたブルームはどうなった?
個人的見解ですが、ブラッシングして消えた白い油脂は、ブラシに吸収されるか、ブーツの中に戻るか、どちらかです。
1.ブラシに吸収
ブラシに吸収された油脂は、ブラシの成長につながる。
成長したブラシでブラッシングするだけで、ちょっとした油分補給+表面のツヤを回復させることができます。
2.ブーツに戻る
ブーツに吸収されなかった油脂は、再度ブーツに戻る。
また、白くなっている。
ブラッシング。白いの消える。
数日後。また白くなってる。
ブラッシング。………。
このループを何度か繰り返すと、ブルームは表れなくなります。
まとめ
ブルームは、油脂が表面に現れただけなので、あまり気にしなくてOKです。
ワークブーツの手入れは、単純です。
大きく分けると
|
この3つです。
メンテナンス方法の基本で最も効果的なのがブラッシングになります。
※汚れ落とし ※ブラシが育っていると、表面的なオイル補給にもつながる
実際、ブラッシングは大事ですし、やっていて楽しい。ほんとに楽しい。
ブーツに異変があった場合、とりあえずブラッシングしましょう。(カビ以外)
カビの記事書いてます。よければご覧ください
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