経年変化という名前のブログを立ち上げて、まだ数ヶ月。
週1回の更新なのでまだまだ記事数は少ないですが、その中でもブラシに関する記事をよく書いてる気がします。
それはたぶん、私自身、ブラッシングが好きなこと。
そして、レッドウィングのメンテナンスに興味を持ち始めたころに、1番悩んだのがブラッシングについてだったから。
ブラシには種類があり、当然種類によって、使う場面が違います。
用途が違うなら、磨き方もそれぞれ違います。
今回は、ブラシ別の磨き方について解説します。短いので、ぜひ最後まで読んでいただけると、私が喜びます。
これは、レッドウィング愛用歴14年の私が独自で調べ、実際にメンテナンスしてきて、今現在、最良だと思い実践している方法です。(プロの意見とは違うかもしれません。でも、気が向いたら1度試してみてください)
こんな人に見てもらいたい
・最近、革靴(ワークブーツ)を購入した
・ブラシを種類別に購入した
・ブラッシングについて、何も考えずにブラッシングしていた
・他人のブラッシングの方法や考え方に興味がある
動画で、靴磨きのことに触れてます。良ければご覧ください。
⇓1分41秒~馬毛ブラシでブラッシング。8分31秒~豚毛ブラシでブラッシング
⇓12分34秒くらいから、山羊毛ブラシの磨き方
ブラシ別 使い方と磨き方の解説
靴磨き用のブラシは、大きく分けて3種類あります。
用途別のブラシの紹介と、磨き方を紹介します。
馬毛ブラシ(ホコリはらい用)
普段使いのブラシです。使用回数は1番多くなってきます。
1日履いてたまった汚れやホコリをはらう用のブラシです。
靴全体の汚れやホコリをはらうためのブラシなので、大きくて毛先の長いものがおススメです。
おススメの馬毛ブラシ
おススメは、以前別記事に書いてますが、レッドウィングの純正馬毛ブラシが良いです。
大きくて、毛足が長い。ホコリはらい用に最適。
馬毛ブラシの磨き方
ほうきで床を掃く要領で、靴をはらうようにブラッシングしてやりましょう。
床のゴミを掃くように遠心力を使って、しゃっしゃっしゃと、リズムよくブラッシング。
コバのあたりに汚れがたまりやすいので、意識してやると良いです。
豚毛ブラシ(クリームを浸透させる用)
靴磨きの時に必ず使用するブラシです。
豚毛ブラシは、クリームの色によって、使い分けをしましょう。
私は、無色用・茶系・黒用と、3種類を使い分けています。
大きさは、馬毛に比べて小さく、毛先も少し短いほうが使い勝手が良い。
おススメの豚毛ブラシ
豚毛ブラシは、使用する靴クリームの色によって数種類必要になってきます。
なので、初めのうちは、安いものを使用して、欲しくなれば高いものを購入するのでいいですね。
私は黒用に使っています。
大きさ・硬さは、個人的にはこれがスタンダードです。
磨き方
歯ブラシのイメージです。歯茎の歯垢を取り除くように、小さく、細かく、少し力を入れて小刻みに動かします。
クリームの油分を浸透させることをイメージして、目では見えない革の繊維の奥に、ぐっぐっとクリームを押し込んでやるイメージ。
山羊毛ブラシ(ツヤ出し用)
靴磨きの時に、ピカピカにツヤを出したいときに使用するブラシです。
靴磨きの、ツヤ出しをしたいとき用なので、3つのブラシの中で1番使う回数は少ない。
人によっては、必要ない人も多いと思います。
私は、サフィールノワールクレム1925を使う際、必ず山羊毛ブラシを使っています。
かなりピカピカになります。(ちなみに、ストッキングでもピカピカになります)
なので、そこまで山羊毛にこだわる必要はないかも。
どちらかというと、気分や趣味の領域かもしれません。
おススメの山羊毛ブラシ
正直、ストッキングでも代用できるので、山羊毛を購入する方は、靴磨きにこだわりがある方や、靴磨きが趣味の方が多いと思います。
それなら、ある程度値段のする良いものを買っておくといいかも。
これは、毛の本数がすごい。しかも手作業で植えているので抜けにくく、一生ものになります。
こちらがお手頃です。
とはいえ、本来ストッキングで十分。
山羊毛ブラシの磨き方
ツヤ出しが目的なので、靴全体をブラッシングする必要はないです。
ツヤを出したい箇所をブラッシングしてやりましょう。
特に決まってない方は、ウェルトにそって磨いてやると、ピカピカになりやすいです。
やり方としては、毛先が、靴に少し触れるくらいの距離で、スピーディーに磨いてやります。
何度も何度も同じ個所を繰り返しストロークします。
山羊毛のブラッシングについては、正直、終わりが決めにくいです。
ある一定のツヤが出ると、それ以上は出ないのですが、好きな人はずっとブラッシングしちゃいます。
ブラシ別磨き方まとめ
馬毛ブラシ(ほうきで床を掃く要領で、靴をはらうようにブラッシング)
豚毛ブラシ(歯茎の歯垢を取り除くように、小さく、細かく、少し力を入れて小刻みにブラッシング)
山羊毛ブラシ(毛先が、靴に少し触れるくらいの距離で、スピーディーにブラッシング)
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