レッドウィング ラフアウトレザーをオイルアップして履く! 8167の経年変化!

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メンテナンス
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sのレッドウィング8167 ラフアウトレザーを購入しました。(90s半円犬タグ)

人気のあるレザーですね。

今回私がラフアウトを購入した理由は、昔からやってみたかったことを試したいと思ったから。

ラフアウトに、オイルアップ。

オイルメンテをして履く。

今回はラフアウト(スエード・ヌバック含む)のオイルメンテナンスの方法について説明します。

こんな人に見てもらいたい

  • ラフアウトレザーにオイルを塗ってみたい人
  • レッドウィングが好き
  • ミュールスキナーに興味がある人
  • 経年変化が好きな人
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ラフアウトレザーとは?レッドウィング8167紹介

まず、オイルアップする前にラフアウトレザーについて説明します。

ラフアウトレザーとは? スエードとの違い

公式サイトより

レザーの起毛面を薄くスライスしてつくる多くのスエードレザーと違い、レザーの繊維密度が最も高い部位である銀面(レザー表面)を内側に使い起毛面を外側に使う、つまりレザーを裏返して使うラフアウトレザーは元々アウトドア用の靴に多く用いられるものでした。

引用元:https://www.redwingonlinestore.jp/

リペアショップ ユニオンワークスより

スウェードはまず革の裏側を起毛させた後に短く毛足を均一に整えたもので、
毛足が短く柔らかいものほど上質と謳われています。…それに対してラフアウトは革の裏を起毛させただけで、毛足は均一には整えていません
毛の長さも各ブランド様々で、その時の革の質感でかなり変わってきます。

引用元:http://unionworks.blog118.fc2.com/blog

  • スエードは、起毛した革を短く均一な長さに整えたもの
  • ラフアウトは、革の裏側を起毛させたもので、スエードに比べて毛足も長く、均一ではないものが多い

※現行モデルに採用されているホーソーン・アビレーンレザーは、毛足を短めに整えて、個体差を少なくしている模様。

参考リンク先:赤い羽根ブログ ラフアウト 毛足の長さと色の違い

⇧このブログ、めちゃくちゃおもしろいです。

ラフアウトレザーの特徴

公式サイトより

ラフアウトレザーであるホーソーン・アビレーン・レザーは、オイルを含ませずにつくるドライ・タン・レザーです。オイルを与えずともしなやかさを維持すべくつくられており、オイルを与える必要はありません。

引用元:https://www.redwingonlinestore.jp/

  • オイルメンテの必要なし
  • 起毛しているため、汚れがたまりやすい(汚れやすい)
  • オイルレザーより通気性が良いため、夏場にも履きやすい
  • 雨の日に最適(登山靴などは、ラフアウトにオイルや防水ワックスをぬって使用する。耐久力・防水性などが高まるため)

本来の手入れ方法

  1. 真鍮製のブラシや、レッドウィング純正のラフアウト用ブラシでゴミや汚れをかきだす。
  2. 専用消しゴムで、表面の汚れを取り除く
  3. 防水スプレーをする

※個人的見解だが、起毛面ではなく内側にオイルを塗ってやるとしっかり吸収する。(革が滑らかになった)

レッドウィング8167紹介

レッドウィング8167 半円犬タグ

  • メルカリで購入した。単価7000円。
  • 90年代のラフアウト(半円犬タグ)
  • 毛足が長く、色も現行より少し濃いイメージ
  • ソールはビブラム4014に交換されていて、ほぼ未使用。
  • 確認していないが、状態を見るに、リペアショップにて丸洗い・ソール交換をした後、ほとんど履くことなくメルカリに出品した模様。
  • ラフアウトの毛足はキレイで、よく起き上がっていた。
  • 中底にひび割れがあったが、それ以外はとても良い状態のものだった。

ビブラム4014ソール 汚れているがソールはすり減っていない

見えにくいが、中底は硬化し、ひび割れている

オイルアップの方法

ここからは、オイルアップの方法について説明。

写真・動画を撮り忘れてしまい、文章と結果の画像のみになります。

オイルアップ後の8167 色が濃くなった

オイルアップの目的

耐久性・耐水性を高めることが、一応、目的(実際、耐水性は上がる。耐久性についても、おそらくあがる。登山靴などは、この方法でラフアウト(またはスエード)にオイルと防水ワックスをぬって使用する)

ただ、それよりも、

  • 色を濃くしたい
  • オイルアップしたラフアウトの経年変化に興味がある
  • オイルメンテナンスをしたい

この3点が本当の目的。

本当は、ミュールスキナーというレザーがあるので、それを購入すればいいのだろうけど、

自分の手でオイルを塗って、最終的にはオイルレザーくらいツルツルにしたいと思っている。

方法

  1. 汚れをおとす(ラフアウト用純正ブラシを使用)
  2. 毛足が長いのでライターであぶり、毛足を短くする。(自己流で行った。オイルを塗った後、汚れがたまるのを軽減させることが目的。実際は、汚れが付着した。効果は未知数)
  3. オイルをぬる(グリオスガレージ レザーリジュビネーターを使用。かなりの量が必要。何度も何度も、毛足をつぶすように塗り込んだ)

することは、以上。②のライターであぶる。は、しなくてもOK。

色ムラはオイルの量と、ライターであぶったところの名残。時間とともに色ムラは落ち着く。 わかりにくいが、オイルの塗りすぎで吸収されていないところが白っぽくなってる

注意点

  • オイルアップすると、汚れが付着しやすくなる。
  • 色が濃くなる(個人的には、濃くなるほうが好き)
  • オイルを塗りすぎると、吸収しきれない部分が白く残った。※時間がたつと、しろぽいところはなくなる。吸収されたと思われる
  • 素人がすると、色ムラができる(塗った結果、色ムラができたが、時間とともに少し落ち着く)

 

向かって左、キズが付いた場合どうなるか確認のため、爪でひっかいた。

ラフアウトのオイルアップを考えている人へ

  • 素人がすると、色ムラができやすい。
  • 大量にオイルを消費する。
  • 時間とともに色ムラは落ち着く。
  • できれば、1度にやらず1~2週間かけて、何度もぬってやるほうがよさそう
  • 履いていると、汚れがかなりつきやすいので注意

結果

塗る前。

オイルアップする前

塗った直後。こんな感じになった。

オイルアップ直後。色が濃く、色ムラがある

オイルを塗って約2週間放置。オイルが全体的になじんできた。

オイルアップから2週間後。色ムラは落ち着いた

オイルが吸収しきれなかった白っぽいところもなくなった

色ムラは落ち着いた

さあ、履くぞ!

次回、2ヵ月履きこんだ経年変化をレビューします。

コメント

  1. […] 前回、オイルアップしたラフアウトレザーのレッドウィング8167の記事を紹介しました。 […]