前回、ビルケンのチューリッヒを2年愛用して気づいた点や使い勝手などの記事を書きました。
今回はビルケンのサンダル購入を検討している方へ向けて、購入前の注意点やおススメの種類を紹介
こんな人に見てもらいたい
- ビルケンの購入を検討している
- どんなサンダルを購入するか悩んでいる
- サンダルが欲しいが、いまいちしっくりこない
ビルケンシュトックを初めて購入する方へ
初めてビルケンを購入する方へ、注意点とおススメの種類を紹介します。
個人的おススメの種類
正直、種類については、好みになると思いますが、ビルケンシュトックは分厚い革を採用しているので、経年変化を楽しめます。せっかくなので、アッパーの面積が大きいモデルをおススメします。
おススメ① チューリッヒ
私自身も2年前に購入して、めちゃくちゃ履いてます。飽きないし、どんな格好でも相性がいい。
おススメ② ボストン
ビルケンと言えばボストンを思い浮かべる人も多いのでは!革面積が大きく、経年変化を楽しめる。
※ビルケンは、天然皮革を採用しているため、色に個体によってムラがあります。
例えば、私の所有するスエードのトープの色も濃い薄いなど、同じ品番でも色は違います。
このあたりの工業製品にはない個体差もビルケンの魅力の1つになります。
素材の違い(天然とEVA)
数年前に登場して、人気となったEVA素材のビルケンをご存じでしょうか?
安価で、水に強く、軽い。と、使い勝手の良いEVA素材ですが、
個人的には天然素材をおススメします。
以下、天然素材(レザーなど)とEVAの比較表
比較 | 天然素材 | EVA素材 |
単価 | 高い | 安い |
経年変化 | ◎ | ×(使い捨て) |
足の形に馴染む | ◎ | ×(形に変化なし) |
履き心地は、足の形に変化する天然素材のほうが良いです。(私自身、両方履いたうえでの感想です)
EVA素材は履きこんでも、足の形に変化しない。軽いという利点はありますが。
値段も半額以下で購入できますが、はっきり言うと、使い捨てのサンダルです。
経年変化に興味がなければ、ケアもしなくていいので、EVAもありだと思います。
サイズ選びの注意点(レギュラーとナロー)
ビルケンのサイズは、長さと幅の2種類があります。
実際に店舗で試着するのが理想ですが、ネットで購入される方が多いと思うので参考までに。
悩んだ場合は、基本、小さめよりも大きめを選択したほうがいいです。
※小さすぎると、フットベッドの先端に指が当たり、履けません。
先に私の足サイズについて。
私の足サイズ | 長さ | 幅 |
ビルケン | 41(26.5cm) | レギュラー |
レッドウィング | 26.0cm | Dワイズ |
幅広のスニーカー | 26.0~26.5cm | |
幅狭のスニーカー | 27.5cm |
私の場合、幅広甲高タイプの足のため、スニーカーは長さよりも横幅に合わせて、サイズを決めてます。
ビルケンを購入するときも悩みましたが、幅をレギュラー(普通幅)、長さを41(26.5cm)にすることで丁度良いサイズになりました。
あくまで参考にしてもらえればと思います。
長さについて
私の場合、幅広甲高タイプの足で、41(26.5cm)を履いてます。(レッドウィングは26.0cm。スニーカーは26.5~27.5cm)
長さについては、前後に5mmの遊びが必要になります。※指1本入るくらい。
幅について
幅については、レギュラー(普通幅)とナロー(幅狭)があります。
私はレギュラー(普通幅)を履いています。(レッドウィングのDワイズで幅はちょうどいいくらい)
幅広の人は、レギュラーを。
幅狭の人は、ナローでいいと思います。
見分け方は以下のが画像を参照に。
中底に上の画像の絵がついているので、それで判断できます。
最後に参考意見
迷ったら大きめを。
私の知人は、ジャストサイズが売り切れていたため、(ジャストは41のレギュラー(普通幅))
サイズ42のナロー(幅狭)を購入していました。 |
ビルケンを3足持っていて、全てサイズが違うなんて人もいます。 |
こういうことを言ってしまうと、元も子もないですが、大体で大丈夫です。
※ただし、気になる方は、ちゃんとしたサイズを検討して購入しましょう。
フットベッドとソフトフットベッドの見分け方
フットベッドとは、ビルケンの履き心地を象徴させるインソールのこと。
解剖学に基づいて開発されたフットベッドは、履きこむほどに足に馴染み、自分の足にフィットする、唯一無二のサンダルへと変身する。
私自身、ビルケンの履き心地は心地よく、長時間履いても、ずっと楽ちんなままでいられる。
フットベッドには2種類ある
- フットベッド
- ソフトフットベッド
違いは、名前の通り、ソフトフットベッドのほうが、履き心地が柔らかい。
見分け方は、下の画像の通り。
ソフトフットベッドは、通常のフットベッドに比べて、中にクッション材が入っているため、柔らかい。
通常のフットベッドの場合、履き初めが硬すぎるという印象も多いらしい。
※私自身は、ソフトフットベッドのモデルしかもっていない。それでも履き初めは、足の形に馴染んでいないため少し硬く感じた。
なので、迷っている人がいれば、ソフトフットベッドで良いんじゃないかと思う。私は2年履いてるが、ずっと快適だ。
おススメのビルケン紹介
ビルケンは、デザインの種類も多いが、革の種類も多い。
ここでは経年変化や履き心地の観点から、私のおススメのデザインと革の種類を紹介(ド定番ですが)
基本的に、ビルケンは厚い革を採用しているため、革の素材を生かしたアッパーの面積が大きいものをおススメする。
また、幅やフットベッドについては、個人のサイズ感や好みがあるためご自身で検討いただければと思う。
①チューリッヒ スエードレザー
チューリッヒのアッパーには、購入初めから柔らかいスエードレザーがおススメ。
足に馴染むまでの間、オイルレザーなどにすると、革が硬く、指先のあたりにアッパーの革が当たってしんどくなる。 ※ 馴染めば問題ない。
最近では珍しくないかもしれないが、夏っぽいサンダルに、スエードレザーの柔らかく暖かそうな風合いは1年中使いやすい印象を与えてくれる。使い勝手が良い。
留め具があり、2か所サイズ調整できるようになっているが、基本、1番きつく止めるのでOK。
②ボストン オイルレザー
ボストンは足の甲からつま先までをレザーが覆っているため、どちらかというと靴に近い。
履きシワもチューリッヒよりもしっかりと表れるため、より表情を楽しめるオイルレザーがおススメ。
年1~2回の手入れで履きこんでやると数年で良い表情になる。
ビルケンを購入するときのポイントまとめ
- 分厚くタフな革を採用しているため、ボストンかチューリッヒがおすすめ
- サイズは迷ったら大きめを選ぶ
- 経年変化を楽しみたいのなら天然素材。使い捨てで考えるならEVA
- フットベッドはソフトフットベッドで良い
- 革の種類について、スエードは柔らかく、オイルレザーは履き初めは硬い
⇩中底が黒くなった場合の手入れ方法も書いてます。他、実際に履いてみた使い勝手なども書いてるのでぜひ。
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